鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル

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鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセルです。

  • 設計総重量・定尺総重量・ロス率から鉄筋発注シートを作成
  • 継手・加工寸法・角度を計算して鉄筋加工帳を作成
  • 鉄筋の拾い出し・加工帳作成・検索
  • 加工状況や鉄筋の使用箇所の確認
  • 異形棒綱の断面積・周長を計算
  • 定尺鉄筋の割付・集計・発注表の転記
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鋼材の重量計算・強度計算のフリーソフト・エクセル
鋼材の重量計算・強度計算・断面計算のフリーソフトです。  ・鋼材重量集計     ・ボルトのサイズ重量表示   ・鋼材重量と塗装面積の集計表  ・重量計算と取り合い  ・形鋼やプレートの重量計算  ・形鋼の重量・断面性能の表示  ・歩...

鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル その1

鉄ひろ 2

鉄ひろ 20 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル

手書き感覚の鉄筋加工帳です。形状、寸法が見やすく、最も無駄の無い定尺、本数を瞬時に自動計算し集計します。形状は自己作成も可能で、備考欄に自由に入力ができます。拾い出しの際には、非常に面倒な継手、加工寸法、角度計算等を支援します。

f

f0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル

異形棒綱の断面積及び周長を求める計算プログラムです。実務経験者が構造計算書の計算チェックをする目的で開発したプログラムです。鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説の、巻末の付録一覧表の代わりとして使用できます。

JASS5改訂 鉄筋定着部材算定

JASS5改訂 鉄筋定着部材算定0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル

鉄筋定着長さ(L2)を確保するために必要な接続である鉄筋定着の部材について、最小巾(柱せい、梁巾)の算定ができます。エクセルを使用し、強度や主筋経など、主部材と接着部材の情報を入力すると最小部材巾を自動計算してくれます。

鉄筋圧接集計表

鉄筋圧接集計表0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル

エクセルを使用して鉄筋圧接箇所を自動集計するソフトです。階別・部位別の鉄筋圧接箇所数を入力することで、常用回数や検査本数を計算して鉄筋圧接箇所を集計します。入力調書と集計表が一体となっており、1シートですべてが確認できます。

鉄筋 定尺材変換集計表シート

鉄筋 定尺材変換集計表シート0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
拾い出した加工材を、最もロスの少ない定尺材に変換、集計表を作ることができます。また、重量も集計します。カットリストと材取表を作成できます。ダウンロードするとzipファイルが保存されます。zipファイルを展開することで、フォルダ内のエクセルが使用できるようになり、機能を使用することができます。エクセルなので、加工も容易ですし、使い方も比較的簡単です。

柱断面 鉄筋コンクリート中空角形断面の設計

柱断面 鉄筋コンクリート中空角形断面の設計0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
柱断面の鉄筋コンクリート中空角形断面の設計で使用できるソフトです。エクセルで作成されたソフトのため、エクセルが使用できる人であれば、簡単に機能を使用することができます。また、エクセルの利点として加工もできるというポイントは見逃せません。自分好みにカスタマイズして、使いやすいように作り替えましょう。また、データのコピペや打ち出しも比較的簡単です。

鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル その2

型枠支保工計算

型枠支保工計算0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
鉄筋コンクリートのスラブ型枠、梁型枠、水平力の強度計算をするソフトです。ダウンロードしたファイルを解凍すると、sihokou.exe、ZAI.txt、readme.txt、SAMPLE.si、SAMPLE.txtが作成されます。sihokou.exeをダブルクリックすると起動します。基本入力欄に工事名、コンクリート・型枠・作業各荷重入力してソフトを使用します。

基礎鉄筋ユニット積算システム

基礎鉄筋ユニット積算システム0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
ユーザーが入力した基礎配置と予め用意した基礎断面情報を元にユニット化された基礎鉄筋の割付図、製作図などを自動生成すると共に、ユニット数量、部材数量を積算するシステムです。布基礎、べた基礎及びスラブ筋にも対応しています。ダウンロードするとlzh形式のファイルが保存されますので、解凍して使用してください。なお、当ソフトはサンプル版となっているのでご注意ください。

鉄筋 拾い出し 総合基本Excelシート

鉄筋 拾い出し 総合基本Excelシート0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
鉄筋の拾い出しを、確実にロスなく誰にでも加工図を作れるように、基本計算ソフトとして使用するものです。使用だけではなく変更や流用もOKということです。自分の使用しやすいようカスタマイズして、業務の作業効率をアップさせると良いでしょう。このソフトだけではなく、他のソフトと連携して作業を進めるのがおすすめです。あくまで、作業のサポートとして使用しましょう。

鉄筋名人(加工明細書版)

鉄筋名人(加工明細書版)0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
Excelを使って作成された、鉄筋(異型棒鋼)の加工明細書の作成を支援するソフトです。設定により、絵符ごとに取り材寸法の自動計算が行え、取り材寸法の再確認として利用できます。また、絵符は画像を使って作成されていおりユーザーに合わせた変更や追加が自由に行えます。加工明細書の印刷は、Excelのシート内容で印刷されるので白紙用紙や専用用紙への印刷などユーザーに合わせたにの設定変更が可能です。

鉄筋加工図・表の作成(for AutoCAD)

鉄筋加工図・表の作成(for AutoCAD)0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
Excelに入力されたデータより、AutoCADに鉄筋加工図及び重量表を作図するソフトです。AutoCADのサポート的ソフトとして使用してください。ダウンロードをするとzipファイルが保存されます。zipファイルを解凍すると「鉄筋加工図v4.xls」「鉄筋加工.dw」「内容説明.TXT」がフォルダ内に確認できます。鉄筋加工図v4.xlsがソフトウェア本体となります。

鉄筋ツナギ材計算

鉄筋ツナギ材計算0 - 鉄筋加工寸法計算・拾い出しのフリーソフト・エクセル
何丁もつながる鉄筋の計算をするソフトです。径、継手長、ツナギ材、鉄筋全長を入力、またはリストから選択して計算ボタンを押すと計算結果に鉄筋全長に対するツナギ材の丁数、最終材の長さが表示されます。計算後に継手長、鉄筋全長に入力した数字はリストに保存されます。リストの総数は10個となっています。”d”選択時は径×数字が、”mm”選択時は数字が鉄筋のラップ長となります。

多くの構造物に使用されている鉄鋼

古くから建築物に使用されているその他の材料には、石、土、レンガなどがあります。

鉄鋼は、重量に比例して強度・剛性が高く、資源が豊富で比較的安価なことから、多くの構造物に使用されている優れた材料です。

耐久性、耐火性、遮音性に優れており、地下や基礎に使用されますが、重く脆弱なため、地震時には課題が残る材料です。

コンクリートは、セメント、水、骨材を成分とする砂利や砂によって作られます。

構造材以外では、外壁や屋根材などの建築材料には、銅、亜鉛、チタンなどの金属、瓦などの焼成品、紙、竹、草の茎、木の皮などが使われます。

将来の建築材料として注目されている建材には、セラミックス、繊維補強プラスチックFRP、天然・化学繊維、天然・化学樹脂、形状記憶合金S MAなどの合金があります。

フランスのエッフェル塔は、錬鉄を使って造られています

フランスのエッフェル塔は世界的に有名な鉄骨建築ですが、建設当時は鋼が登場していましたが、錬鉄を使って造られています。

鉄骨は、炭素が少ない程やわらかく伸びやすくて、炭素が多い程硬く強くなります。

鉄骨造は強度が大きく柱や梁として用いると、コンクリート造の1/3の重さで、同じ重量を支えることができます。東京駅、霞が関ビルなど、多くの建造物に鉄骨造が採用されています。

地盤が軟弱で直接基礎に適さない場合に用いられます

地盤が軟弱で直接基礎に適さない場合に用いられます。

建物の骨組みを伝達してきた自重や、地震力、風圧力などの荷重を、地盤に伝える役割をもっています。

基礎部分の補強は困難なケースが多いため、脆弱な基礎の補強対応をどうするべきかが課題となっています。基礎の選定時には、事前に地盤調査を行う必要があります。

基礎には、直接基礎と杭基礎があり、地盤の状態により選択します。基礎の構造は、地盤の状態と関わりがあり、基礎形式は地盤の強度、地耐力や変形、沈下の特性に合わせて選択します。

柱と梁の接合部は、入念な配筋計画と施工計画が必要になります

特に柱と梁の接合部は、さまざまな鉄筋が複雑に入り組むため、入念な配筋計画と施工計画が必要になります。

十分なかぶり厚さを確保することは、鉄筋コンクリートを長持ちさせるためには、たいへん重要なことです。

鉄筋コンクリートの強度に関係する要素は、鉄筋の形状、鉄筋同士の接合方法、かぶり厚さなどがあげられます。

鉄筋の加工・組み立て

鉄筋に付帯しているロールマーク、メーカー・径・強度を示す刻印を確認します。

鉄筋は、適切な位置に配置し、コンクリートを打設する時に動かないように十分堅固に組み立て、組立用鋼材を使用します。

施工者は自主検査をして、コンクリート打設前までに設計監理者の検査を受けるとともに、指摘事填のチェックや修正を行います。

鉄筋は、組み立てる前に清掃し、浮きさび、鉄筋とコンクリートとが付いた場合に発生が予想される有害成分を除去します。

鉄筋の組み立て時は、鉄筋の種類、径、長さ、かぶり厚ざ、間隔、継手位置や種類、乱れなど多くの項目に留意して組み立てる必要があります。

配筋手順に従って材料加工、配筋方法を検討

設計者は、施工性を考慮して配筋計画を行うとともに、配筋手順に従って材料加工、配筋方法を検討する必要があります。

鉄筋は搬入時に、ミルシート、メーカー・材質・長さ・径・数量を示す用紙と照合しなければなりません。

鉄筋の交点には、直径O.9mm以上の焼なまし鉄線を、適切なクリップで緊結します。

鉄筋のかぶりを正常に維持するためには、適切な間隔にスペーサを配置しなければなりません。

スペーサの選定と配置は、使用箇所の条件、スペーサの固定方法、鉄筋の質量、作業荷重などを考慮して決定します。

打設まで長期間が経ったケース

鉄筋を組み立てからコンクリートの打設まで、長期間が経ったケースでは、鉄筋を再び清掃し、組立検査をしなければなりません。

コンクリート標準示方書に示された、曲げ内半径以上で加工する必要があります。

外力が作用する場合には、鉄筋端部の定着は、十分な定着長さをとります。

決められた位置に正確に、鉄筋を堅固に組み立てます。型枠に接するスペーサは、モルタル製、コンクリート製を使用します。

溶接した鉄筋を曲げ加工するケースでは、溶接した部分を避け、影響のない鉄筋直径の10倍以上離れた箇所で、曲げ加工します。

鉄筋の拾い出し

鉄筋を調達する際の、積算時における鉄筋の拾い出しについて、国土交通省「公共建築数量積算基準」では、部位ごとに、次のように規定されている。

・各部分の名称は、躯体の区分により、各部分のコンクリート中の鉄筋とその定着等に必要な長さを加えたものをその部分の鉄筋とする

・鉄筋の数量は、各部分について規格、形状、寸法等ごとに、原則としてコンクリートの設計寸法に基づき、計測、計算した長さを設計長さとする

・その設計長さに日本工業規格(JIS)に定める単位質量を乗じた質量とする

・基礎や柱、梁、床板、壁等の先端で止まる鉄筋は、コンクリートの設計寸法をその部分の鉄筋の長さとする

・この鉄筋の長さに設計図書等で指定された場合はフックの長さを加える

・フープ、スターラップの長さは、それぞれ柱、基礎梁、梁と壁梁のコンクリートの断面の設計寸法による周長を鉄筋の長さとし、フックはないものとする

窓や出入口等の開口部による鉄筋の欠除は、原則として建具類等開口部の内法寸法による。
・1か所当たり内法面積0.5㎡以下の開口部による鉄筋の欠除は原則としてないものとする
・鉄筋の所要数量を求める際には、正味の設計数量の4%の割増、ロス率を標準とする
・鉄筋cadから鉄筋の拾い出しが簡単にできます

鉄筋加工寸法 その1

積算の際の鉄筋の拾い出しについては、設計寸法で行うことが基本である。
・鉄筋の加工については、実際にコンクリートとの関係性を考えて必要長さを定める
・鉄筋コンクリート構造配筋標準図などを参考にする
・鉄筋のかぶり厚さ、あきや間隔、折り曲げ寸法、フック長さ、継手長さ、定着長さなどに注意する
・部位ごとにも細かく規定があるため、管理においても注意が必要である
・積算の際の鉄筋の拾い出しは、エクセルテンプレートを使うと便利です

鉄筋のかぶり厚さ

水、空気、酸、塩による鉄筋の腐食を防止し、鉄筋とコンクリートとを有効に付着させること。
建築基準法施行令79条には、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さについて、次のように規定されている。
・耐力壁以外の壁、床にあっては 2cm以上
・耐力壁、柱、はりにあっては 3cm以上
・直接土に接する壁、柱、床、はり、布基礎の立上り部分にあっては 4cm以上
・布基礎の立上り部分を除く基礎にあっては、捨コンクリートの部分を除いて 6cm以上

鉄筋のかぶり厚さは、コンクリート表面から鉄筋表面の最短距離のことである。
・最小かぶり厚さと、設計かぶり厚さがある
・異形棒鋼の場合は、節やリブに注意する
・最小かぶり厚さは、建築基準法上必要とされる最低寸法である
・設計かぶり厚さは、施工精度を考慮して、最小かぶり厚さに10mmを加味した寸法である
・土に接する部分の「梁」のとき、最小かぶり厚さは40mm以上、設計かぶり厚さは50mm以上
・ひび割れ防止の伸縮目地を考慮した場合、かぶり厚が損なわれることなく、適切なかぶり厚を確保する

鉄筋のあき・間隔

鉄筋のあきの最小寸法は、基準書に差異があるため、あらかじめ施工要領書や施工計画書で監理者の確認をとる必要がある。

JASS5では、次の3点のうち、最も大きなあきを採用するとされている。
・コンクリートを構成するうちの最も大きな材料となる粗骨材の最大寸法25mm以上
・粗骨材寸法の1.25倍以上
・鉄筋径毎のあきの確保し 1.5D以上

コンクリート示方書では、次のように規定されている。
・はりにおける軸方向鉄筋の水平のあきは 20mm以上
・柱における軸方向鉄筋のあきは 40mm以上
・粗骨材の最大寸法の 4/3倍以上
・鉄筋直径以上とし、棒型振動機を差し込むためのあきを確保すること

継手の種類によってもあき寸法は異なるため、注意が必要である。
・圧接接手であれば、ガス圧接部分であきを考慮しなくても良い
・重ね継手や機械式継手の場合は、継手部は鉄筋が重なり、カプラー等の厚み分あきが一般部より狭くなる
・継手部は、特に必要なあき寸法の確保に注意する

鉄筋の折り曲げ寸法

折り曲げ角度と折り曲げ寸法は、鉄筋の折れ破断を防ぐため、所定の寸法が定められている。
柱梁基礎の主筋については、
・SD295、SD345の場合、D16以下、最小内法直径は3d以上、標準5d以上
・D19~D38で、最小内法直径は 4d以上、標準6d以上
・D41で、最小内法直径は 5d以上、標準7d以上
・SD390の場合は、D41以下で、最小内法直径は 5d以上、標準7d以上

通常は、最小値を用いてよいとされている。
・柱梁接合部での定着は、標準値を用いらなければならない
・適切な補強を施すことで、最小値を用いることができる
・余長については、180°で4d以上、135°で6d以上、90°で10d以上必要となる

鉄筋加工寸法 その2

鉄筋の継手

建築基準法施行令第73条には、柱、梁(基礎梁を除く)の出隅部分、煙突以外の部分に使用する部位の異形鉄筋について、次のように規定されている。
・鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、コンクリートから抜け出ないように定着する
主筋、耐力壁の鉄筋の継手の重ね長さは、継手を構造部材における引張力の最も小さい部分に設ける場合では、
・主筋等の径(径の異なる主筋等をつなぐ場合にあっては、細い主筋等の径)の25倍(軽量コンクリートでは30倍)以上
継手を引張り力の最も小さい部分以外の部分に設ける場合は、
・主筋等の径の40倍(軽量コンクリートでは50倍)以上
柱に取り付ける梁の引張り鉄筋は、柱の主筋に溶接する場合を除き、柱に定着される部分の長さをその径の40倍以上としなければならない。

継手の種類には、重ね継手、ガス圧接、機械式継手がある。

重ね継手は、鉄筋の種類、コンクリートの設計基準強度、折り曲げ(フック)形状ごとに応力が適切に伝わるよう、所定の長さL1が定められており、余長を含めて、必要長さを確保しなければならない。
・圧接接手は、縮みが発生するため余裕を見て必要長さを確保する
・重ね継手は、D32 程度までの鉄筋に用いられ、D35以上の異形鉄筋には原則重ね継手を用いてはならない

ガス圧接継手は、一般にD19~D51の鉄筋に用いられる。
監理者により、技量付加試験等による次のような圧接の性能が確認される。
・鉄筋の圧接端は、鉄筋軸に直角で平滑なこと
・鉄筋端面を突き合わせて隙間がないこと
・さび、モルタル、ペンキなどの有害な付着物を取り除くこと
・圧接箇所では曲げ加工しないこと
・圧接を行う場合の鉄筋は、同一種類間、または強度的に直近な種類間とすること
・同一種類の鉄筋で、その径または呼び名の差が 7mm を超える場合は、原則として圧接しない

継手長さについて、次のように規定されている。
・SD295でコンクリートの設計基準強度Fcが21のときは、一般部で 40d直線、30dフック付きとする
・コンクリートの設計基準強度Fcが30のときは、35d直線、25dフック付きとする
・コンクリートの設計基準強度があがるほど、継手長さは短くなる傾向となる
・軽量コンクリートを使用する場合は、これらの数値に5dを加算する
・継手長さの計算と管理をエクセルで行う

鉄筋の定着

鉄筋は柱と梁、柱と基礎など部材同士に適切に力を伝達する役割を果たすため、定着長さが規定されている。
・定着長さとは、躯体間に十分に差し込むべき鉄筋長さをいう
・定着長さは、L2で表され、一般に継手長さより5d小さい値となる
・定着長さは、鉄筋の種類、コンクリートの設計基準強度、折り曲げ(フック)形状、下端筋の部位ごとに所定の長さが定められている
・定着長さは、余長を含めて、必要長さを確保する
・SD295でコンクリートの設計基準強度Fcが21のとき、一般部は 35dの直線、20dフック付きとする
・小梁や片持梁、片持ちスラブの下端筋は 25dの直線、15dのフック付きとする
・床や屋根スラブの下端筋は、10dかつ150mm以上が必要である

鉄筋加工寸法の取り方

鉄筋の加工にあたっては、加工帳とよばれる加工指示書が必要になる。
・管理者は、各部位に必要な鉄筋の形状を事細かく抜き出し、各々の形状を工場に指示していく
・大現場になるほど煩雑で膨大な時間がかかるので、工事の工程に合わせて順に作成していく
・カットリストとして元請業者(発注者)に提出し、承認とともに材料が工場に支給される

鉄筋の加工帳スタジオ

鉄筋の加工帳スタジオ
鉄筋の加工帳を作成できるソフトで、無料体験版もある。
・事前に用意された120種類のデフォルト形状を選択して、加工帳を作成できる
・独自の形状にも対応可能である
・例えば、180度フック形状のグループ、90度フック形状のグループ、フープ形状のグループなどを分類しておくと
・その中から目的の形状を探すとスムーズに形状を選択することができる
・鉄筋の加工帳を作成する際に参考になるフリーソフトです

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